1年物のサンシックンドリンシード…なんじゃこりゃ?

  photo.jpgなんだか不思議な現象だ。偶然の一致とでもいうのか…。以前帰国後しばらくぶりにフランスの模写仲間、Kay君に次の模写は始まったのかとメールしてみた途端、それとほぼ同時になかなか下りなかった許可が下りたとか、http://www.osamu-obi.com/blog/2011/11/kay.html

http://www.osamu-obi.com/blog/2011/11/kayosamu-obi.html今月存在の美学の展示が始まったのと同時期に彼らもパリで展覧会を開いてたり…。http://www.osamu-obi.com/blog/2012/05/post-181.html今回は昨日、サンシックンドリンシードオイルを完成させたというブログを書いたら同じ日の夜、Kay君からサンシックンドリンシードができた。というメールが届いた。ちょっと気色悪いくらいの一致だ。

ところで彼のオイルは作り始めたのがほぼ1年近く前のこと。夏に始めて2か月以上たってもほとんど変化がないと言っていたのを覚えている。その後、すっかりあきらめていたのかと思っていたら昨日ついに完成したという。その画像を見てびっくり。見たこともないサンシックンドリンシード。なんと真っ白だ。いったい何が起こったのか。彼の言葉によると、かなり濃くなったらしい。つまり粘調度が相当強いということか。写真だけではよくわからないが粘調度が相当増すのはそりゃ、1年もたてばそうもなるだろう。相当酸化重合が進んだだろうから。白濁してしまったというのはどういうことか…。これも推測するしかないが、確かに水と合わせて長い間日晒しにしておくとある時点から水との相性がよくなり、初めは混ぜてすぐに分離していたものがなかなか分離しにくくなるのは感じていた。それも作るたびに違うのでよくはわからない。1時間もあれば分離する場合もあれば、何日も白い濁りが残ったままになる場合もある。油の中に親水基ができるというのはこういうことか。Kay君の場合、それを1年も続けたため、ほとんど分離しないところまで行ってしまったということなのだろうか…。もうほとんどエマルジョン化しているようにさえ見える。

これで絵を描いたらどんな感じなのか、ちょっと興味ありますね。たぶん乾きは早いだろうが、筆が動かないんじゃないかなあ…。それとも卵を入れずとも、すでにエマルジョン化してるので意外に描きやすかったりして。…それにしてもよく1年もほっといたものだ。さすがはヨーロッパ人。気が長いです。

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