藤原紀香と巡る奇跡のリアリズム 写実絵画最前線

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11月18日よりホキ美術館の展示が新しく掛け替えられた。特に今回は地下の常設展示スペース、選ばれた14人の作家達による「私の代表作」コーナーの作品が一新され、新作がそろっている。このコーナーはおよそ3年間にわたって常設されるのだが、メンバーの入れ替えをしながら毎回作家達に、とにかくこれが自身のの現時点での代表作だと言える大作を描いてほしいと依頼を受ける、作家側から見て緊張感の大きさと共に非常にありがたい企画となっている。テーマから何から全て作家の自由。やりたいようにやってほしいと言うことで、普段女性像で知られる作家が昆虫や風景を描いていたり、静物のイメージの強作家がヌードを描いたり、はたまた平面から離れて立体物を出してきたり(名前こそ出さなかったが、わかる人は誰のことを言ってるのか全部わかっていただけるかと思う。)・・・、美術館側もいわゆるいかにもその作家らしい、という固定概念からの予想を裏切る作品をむしろ歓迎してくれているようで、作家側からすれば全くありがたい企画。それだけに気は抜けない。

また企画展コーナーでは“理想の風景画-写真とは違う風景がここにある-”と題して風景画のコレクションが展示されている。とかく女性像ばかりが取り上げられる傾向がある中、写実的表現で切り取られた作家の視点が見られて面白い展示になっていると思う。私の作品も数点展示されている。

その他にも今回は過去に描いた大作や静物の小品など、私の作品はかなりの数が出ている。合わせて10枚以上あったかな??

・・・ということでまた新たにテレビ番組の放映が決まった。BSフジにて、12月2日(土曜日)午DSC00630-2_R後3時~3時55分タイトルは「藤原紀香と巡る奇跡のリアリズム 写実絵画最前線」タイトルにあるとおり藤原紀香さんがホキ美術館を訪ね作品を鑑賞、紹介するという内容の1時間番組。番組中には館長へのインタビュー、G氏など、作家のアトリエ紹介なども挟みつつ、何人かの作家達が自作の前で藤原さん、そして案内役の山下裕二さんと対話をしていく。先日はそんなわけで展覧会の展示が終わったばかりの美術館にて撮影が行われた。久々に北海道から駆けつけてくれたN先生、相変わらず作品の締め切り延ばしの“常習犯”、I氏、そして今回はちゃーんと締め切りを守った私の3人がその日の撮影だった。大体一人あたり20分くらいの撮影時間だったかな?たぶん使われるのはそのうち2,3分程度になるんじゃないだろうか。結構でたらめにしゃべってもプロがちゃんとつぎはぎしてそれらしい感じにまとめてくれると信じ、あまり硬くなることなく過ごさせていただいた。でも、前にホキ美術館の番組に出たときと同じような質問が来たときには、あんまり同じようなこと言っちゃまずいな・・・などと雑念が頭をよぎり、結局ぐだぐだになっちゃったみたいだ。?そう、テレビの画面でしか見たことがない土原紀香さん。とても背が高くて、顔は私の半分くらい。やっぱりおきれいな方でした。

撮影が終わり、そのまま夕方のカルチャーの仕事に間に合うように直行!慌ただしい1日だった。

そんなこんなでございますが、よろしかったら是非ご覧下さい。そして是非1度美術館で直に作品をご覧いただければと思います。詳しくはこちら。

藤原紀香と巡る奇跡のリアリズム 写実絵画最前線

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