プレゼント

IMG_4759_R 家で仕事をしていると小4の娘が外から帰ってきて「いいもの見つけたからあげる。」と言う。

いったいまた何を拾ってきたのか・・・。振り返ると小さな手の中ぴったり収まるに折り紙で作った箱。上にはペンで「秋」と書かれている。「ナンじゃこれ?」そっと開けてみると豆粒大のちっちゃなどんぐりが3つ。

今さらながら窓の外を見れば、いつの間にやら外は秋景色。サザンカは咲き、柿の木はすっかり葉が落ち実が熟している。まだまだ本格的とは言えないが、そろそろ庭の木々が黄色く染まり始めている・・・。足下を見れば落ちたどんぐりだらけ。そんなたくさんのどんぐりの中から娘なりに一番きれいなやつを選んで拾ってきたらしい。4年生にもなり、最近はすっかり背も高くなってきたが、まだまだ心の中には小さな子供が住んでいるようだ。4歳の頃、パリにいたときにベルサイユ宮殿に行ったときのことを思い出した。バスに揺られて長時間、やっと到着し、いよいよ向こうにきらびやかな門が見えてきたときも、娘は足下の駐車場の砂利を見て大喜びしてたっけ・・・。子供にとってはどれほど壮大なパノラマよりも、どれ程見事な建築物よりも、目の前5メートル以内の世界の方がエキサイティングなのだ。そんな感覚、いつまでもどこかに持ったまま、大事にしていってもらいたいものだ。

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