勤労感謝の日?

 

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全然知らずにいた。数日前にわかったこと。「ねえ。今度の月曜、子供たち休みだってよ。」背筋が凍る。つい先日も”埼玉県民の日”があったばかりじゃないか。またも休みなんて、子供たちをどうすりゃいいんだ?

ブログを読んでくださった方はお分かりかと思うが、この前は「焚火大会」を催すことで、暇を持て余した子供たちの気を紛らわすと同時に実益を兼ねて、たまりにたまった剪定後の木の枝を燃やしちゃおう、という苦肉の策で乗り切ったばかり。http://www.osamu-obi.com/blog/2014/11/post-292.htmlまた焚火なんてのは芸がなさすぎる。すっかり行き詰ってしまった。

…ということで今回ひねり出した打開策。「みんなでベランダを塗り直そう!」…親というものはなんと身勝手な生き物だろう。今回もちゃんと実益を兼ねた、いや、実益しか考えてない企画。うちはアトリエを除き、基本的に平屋の住宅。両親がここに引っ越してくる前にリフォームした際、広めのベランダ、というか、ウッドデッキを作ってもらったのだが、定期的に防水、防腐塗料を塗らないと木製デッキは腐ったり虫に食われて駄目になってしまう。できれば年に1度は塗り替えたいのだが、忙しいとなかなかそうもいかず、この前やったのも1年半ほど前。しかも一人で1日かかっても終わらず、結局3分の2くらいまでしかやれずじまいのままだった。おかげでデッキの手すり部分の一部が去年ついに虫にやられて朽ちはじめ、すでにぼろぼろになっている。そこで長男が6年生になったことをいいことに、一緒に働かせてしまおうという実に都合のいい話。

さっそく午前中から一緒に庭に出てベランダの余計な荷物を片付け、場所を分担して塗り始める。去年まではまだまだとても何かを任せら

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れる感じではなかった長男だが、さすが6年生にもなると声変わりもし、体格もだいぶしっかりしてきて、ちょっとした頼もしさも出てきている。そうなってくると、そろそろ独立心も芽生え始め、それまでのようにいつも親たちにくっついてくるよりは友達と遊んでいる方が楽しくなってくる。実はこの日も長男は友達から電話で誘いを受けていた。「今、家のベランダを塗る手伝いをしていて、いつ終わるかまだわかんないんだ。早く終わったら遊びに行くからそう伝えておいて。」…と電話口で答えて

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いる。こりゃやばいぞ。ベランダの塗り替えの後は落ち葉集め、キウィの収穫…とメニューがまだまだ待ち構えているというのに…。「あのさぁ、今日は家族と1日中遊ぶっていう日にするってのはどう?そういう日にしようじゃないか!」「えー!」なんて口説いていると、すかさず横から娘が言う。「え?遊んでくれるの?」「何して遊ぶの?」「いやいやそういう意味じゃなくって、一緒にベランダ塗ったりキウィ採ったりしてさ、楽しく遊ぶんだよ。」「エー?つまんない。何かして遊びたい!」「だから、いま、みんなであそんでるの!」…話の方向は果てしなくそれていく。

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そんなことを言いながらも何となく作業は進み、思った以上に子供たちもちゃんと役割を果たし始める。意外にも小1の娘も邪魔するだけかと思いきや、しばらくすると自主的に分担に加わってそれなりに仕事をこなしている。気付くと陰でじいちゃんに小遣いもらっちゃってたりして、二人共、それなりに楽しみ始めているようだ。昼は妻が買ってきたマクドナルドのハンバーガーと、デザートは庭になっているみかん。見上げれば庭の木々もすっかり赤や黄色に染まりつつある。

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前回は一人で1日かかっても終わらなかった作業だったが、”意外な(?)“子供たちの活躍で2時頃までにはほぼ作業が終わってしまった。腐った手すりについては、子供たちも大きくなったので、もう転落の心配もないだ

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ろうということで、結局のこぎりで切ってしまった。代わりに倉庫で余った板を見つけ、のこぎりやらドリルであれこ

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れ工夫しながら即席で、花でも飾れるような棚を作る。ふとみると、今日のところはオヤジの意見に従うことに決めた息子は妹と一緒に意味もなく庭の真ん中に穴を掘ったりしている。子供ってなんでも遊びにできるみたいだな。

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「キウィ採りたい人!」との掛け声に真っ先に飛びついたのはやはり娘だった。実のところ、こいつが一番厄介で、背が届かない彼女のためにいちいち梯子をかけたり動かしたりしながらすべてお膳立てしてやらなきゃならない。適当にいくつか採らせてやるだけで満足してくれればいいのだが、案の定、そうは問屋がおろさない。全部自分で採りたいという。何とか説得して採れる範囲のものだけということでで納得させた。しかし実際にやらせて

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みると、初めこそおっかなびっくりやっていたものの、あっという間に慣れてきた彼女は結局8割がたの実を自分の手で収穫してしまった。意外に侮れない。

横を見ると息子は母親を手伝って落ち葉をかき集め、たい肥作りのための穴に放りこむ作業を黙々と一人でやっている。いやいやびっくり、今日の作業は予定の2倍は進んだな。私は私で伐採した太い木の幹を取ってきて、庭の一角の比較的日当たりのいい場所に新しい花壇を作り、日陰の水はけの悪いところに植えられていたローズマリーを移植したりして楽しんだ。あっという間に日が

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暮れて今日の作業は無事終了。子供たちの活躍を喜び、夕食は奮発して近所のしゃぶしゃぶバイキングへ。結構リーズナブルで腹いっぱい食べられる店。「もう動けない!」というほど食べ、大満足で帰宅とあいなった。

そんなこんなの我が家の「勤労感謝の日」、家族で立派に勤労いたしました。今日はぐっすり寝ていることだろう。帰り際の車の中、「じゃあ、300円ね。」息子はバイト料を300円と勝手に決めていた。バイト料をやるなんて一言も言ってないのに。ちゃっかりしてます。…でも、今日の君は確かにそれ以上の働きをしていました。認めます。

…勉強もそのくらいやってね。お休み。

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