下地のお話。

  通常、私は油彩を描くとき、2種類の下地を使い分けている。 大体30号以内の作品は板地、それ以上の大きいものはキャンバス地。基本的には私は板地の方が好きだ。キャンバス地の方がいいという人たちの中にはあの筆をお...

...

実験中

 フランスにいた時に買った手漉きの分厚い水彩紙が、まだあまり使われることなくアトリエに放置してあった。紙そのものに重量感があり、粗い表面の武骨な存在感に魅かれて買ってきたもの。でもうまい使い方が思いつかずにそのままになっ...

...