春休み

  おそらく子持ちの家では誰もが恐れているもののひとつ、それは春、夏、冬の長期休暇ではないだろうか。暇を持て余した子供たちが朝から晩まで一日中家にいると考えただけで言葉にならない恐怖を感じるのはおそらくうちだけではないだろう。「ねえ、いっしょに遊ぼうよー!」「ちょっとこっちに来て!」「ねえ!お父さん!!!」暇に耐えかねた末には必ず兄弟げんかが始まり、見かねた親が大爆発…。というのが目に見えている。どこかに遊びに連れ出さない限り、これは収まるものではない。そんな中、風のうわさに「…ちゃんのうちはハワイに行くんだって。」なんて情報を仕入れて来たりするからたまらない。今のうちにそんな金がどこにあるってんだ。こんな時には妻までがあちらに寝返って「いいなあ。」なんて言い始める。「何言ってんだこのやろう!ちょっと前には1年間も海外旅行みたいなことしたばっかじゃねえか!!」…そんな大人気ないやり取りの末落ち着いた先は、「横浜あたりのユースホステルみたいなとこで1泊!」といったところだった。その日から「あー、そんなことしてる子は横浜に連れてかないぞ!」が、子供たちが言うことを聞かなかったりしたときの脅し文句となった。そして本来なら今夜は横浜にいるはずだった…。

 ところがどっこい今こうして自宅でブログを書いている。よっぽど子供たちが悪いことでもやらかしたのか…。そうではない。悪さをしたのは”胃腸炎様”。

 先週末、朝起きた息子が珍しく食欲がないという。しばらく様子を見ていると急に洗面所に駆け込みゲーゲーやり始める。その瞬間はっきりとわかる胃腸炎の症状。パリにいた時にやったガストロを思い出す。すぐに病院に連れて行くと、医師が見た途端、「顔色が悪いねえ。」即、点滴と相成った。帰ってからも相変わらず何も食べられず、翌日もほとんど食べることなく何度か吐いていた。そしておとといの晩、今度は夜寝る前に下の娘が「お父さん、吐きそう。」その場では吐かなかったもの、夜中の2時過ぎ、いきなり大噴火!周りの布団はげろまみれとなる。寝ぼけたまんまの妻と私、とにかく娘を風呂場に連れて行ってシャワーで洗い、布団をはがし、パジャマを洗いの大騒動、何とか再び眠るものの、4時頃に2度目の噴火、次いで6時にも…、と朝までろくに眠れず処理作業にいそしむ羽目になった。当然朝から病院に直行、2番目の点滴とあいなった。今日になり、息子の方はまだ食欲は回復していないにしても何とか元気は取り戻しつつあるが、娘の方はまだまだあまり食べられず、少し熱も出ているようでぐったりしていた。

 いやいや全く春休み、ほぼ完全に病気療養で過ごすことになるとは…。何とか山は越えつつあるように思うが、早く元気になってほしいものだ。食事時、両脇でビニール袋に顔を突っ込み、今食べたばかりの食べ物をジュースにしているやつらを横目にしつつ、おいしく食事をいただくような現状は何とか終わりにしたいものだ。残る不安材料は何かと言えば、娘の噴出物をしこたま浴びたわれら両親の今後の行く末でございます。いずれにせよ、結果は明日あたりには出てるはず。幸運をお祈りください。

IMG_4928.jpg 昼間、雨の降る中、傘を差し、タオルでぐるぐる巻きにした娘をおぶって外の空気を吸いに庭を散歩した。ふと見ると、池の中にラーメンどんぶり一杯くらいの量のカエルの卵が産み付けられているのを発見。このまま放っておいたら大変なことになる。息子が復帰したらさっそく処理してもらわなければ。去年のように。

http://www.osamu-obi.com/blog/2012/04/50.html

 

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