自慢の教務補助達

 数日前のブログで、白日会展で絵画組成室の教務補助の一人永瀬さんが白日賞とアルトン賞のダブル受賞をしたと自慢した。その時は書けなかったがちょうど時を同じくして、もう一人の教務補助、小野さんも別のコンクールで受賞していた。残念ながらもう会期は過ぎてしまったのだが、新宿で開かれていた「第22ART BOX大賞展」準大賞。

http://www.artbox-int.co.jp/artboxj/index.php/public-offering/artbox_prize.html

さらに今現在開催されている「損保ジャパン美術賞 FACE 2014」、こちらは受賞ではなく入選ではあるものの、1275点の応募の中からの69点という難関をくぐり抜けての入選。どちらもそれだけの価値がある。

http://www.art-annual.jp/news-exhibition/news/10999/

絵画組成室の教務補助達は、文字通りに教務補助…という言葉から想像できるような仕事内容をはるかに超えたハードな仕事をこなしてくれている。事務的な作業をはじめ、授業の下準備から、材料を求めてやってくる学生たちへの対応、下地作りやらオイルの加工についてのアドバイス…、非常に複雑な仕事を見事にやり遂げてくれる力強い存在だ。非常勤講師として長年彼ら、彼女らの働きを見ていて、本当に頭が下がる。そんなめまぐるしい毎日の中でも彼女たちは自らの制作を忘れることがなかった。おそらくは現役の学生たちに負けないだけの時間を注いで制作に励んできた。その結果がここに現れていると思うと身内として彼女たちを誇りに思えてならない。ムサビの絵画組成室は組成室を愛する彼ら、彼女らによって支えられていると言って過言ではない。しかも彼ら、彼女らは単なる優秀な事務員としてではなく、1人の立派な絵描きとして、ここで学んだことを自ら実践してくれている。いや、本当にお見事です。素直に拍手を送りたい。君たちゃ素晴らしいよ!

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