おとこのいけめん

  久しぶりに一人でゆっくり風呂に入ろうかと子供たちが気付かぬうちにこっそりと風呂場に向かった。しばしゆったり湯船につかって幸せを味わっていると、やはりというかなんというか、3分もたたないうちに扉の外から「おとうさん?」の声。…見つかっちゃった…。結局いつものように娘が浮き輪を持って入ってきて、狭い湯船は足も延ばせぬ状態と相成った。しばらくやりたい放題にもぐったり水をかけたりしていた娘が急にまじまじとこちらを見つめ、一言。「おとうさん、そうやってるとけっこういけめんみたいだね。おとこのいけめん。」どうやらいつも私のメガネの顔に慣れている娘が、めずらしくメガネをはずした顔を見て、私の”お湯もしたたるいい男”ぶりに気付いたようだ。

 まあ、あと何年もしないうちに「一緒の洗濯機で洗濯しないで!!」なんて言うようになるんだから、ゆったり一人で湯船につかりたいなんて言わず、今のうちにありがたく一緒のお風呂も楽しんどいた方がいいんだろうなあ。

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