ベランダでキャンプ


もうこのところ余裕がないのにも程があるといった状態が続いている。現在ムサビの通信のスクーリングで2週間、朝から夕方まで過酷な授業の最中。今週はほとんど「魔の」という言葉がふさわしいテンペラの授業。たった1週間の授業で下地作りから額縁の盛り上げ、金箔貼り、模写の完成にまで至るすべてをやってしまうという、ものすごい内容。通学部の2年生は同じ内容を3週間かけてやるというのに…。この真夏の暑い中、今年は70名ががんばっている。みんな真剣なのでこちらも手を抜いてられる場合じゃない。今日も6時半ころまで残っていたが、学生さんたちはまだその時点で半分以上自主的に残って描いていた。すごい気迫。

そんな中、9月のギャラリー須知での「重力」展の締め切りも迫っている。そのすぐあとは画廊大千でのポン・デザール展。さらに論文の締め切り…、もうぐちゃぐちゃだ。おまけに現在、持病のぜんそくからいろんなもんをこじらせてしまい、毎日ゲホゲホ咳き込む毎日、もうひと月ほどになるだろうか…。まだこの先もしばらくは治りそうにない。夏休みに入ってそうそう、韓国に行ってしまったため、子供たちの夏のイベントはすでに終わってしまい、妻は夏休み中の有り余った子供たちの体力と、退屈の向け場のない現状に完全にやられてしまっている。そんな中、先日、行くあてもないのに衝動買いしてしまった大きなテント。思い切って外に出してみた。まあ、キャンプ場じゃないけどいいか…。とりあえずベランダで寝てみることになった。苦肉の策というやつだ。とりあえず子供たちは大喜び。でもまだ夏は長い。この先どうやってやり過ごそうかな。…とにかく私はそれどころじゃありません。誰かお助けを!

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