船便の到着

今日、フランスからの船便が到着した。大きな段ボール箱、6つ分。帰国に際しては費用を抑えるために、子供のあたまかずを利用して最大限ギリギリの量を飛行機の預け荷物として持って帰ってきたのだが、それでも船便として、残り6箱送っていたのだ。”そいつら”がついに日本上陸。…とあいなったわけだ。正直言ってうれしいような、うれしくないような…。主に冬の洋服やら子供のおもちゃやら重たい本、画材、そしてむこうにいる間にちょこちょこと蚤の市なんかで買った小物なんかなのだが、こちらに帰ってきてすでに2か月弱、やっと家の中もひと段落し、生活そのものに支障のなくなった今、ここにきて再び段ボール箱6つ分の荷物とは…、また荷物整理の恐ろしい時間が戻ってきたと思うとちょっと気が遠くなる。

荷物を開くと同時に子供たちは自分のおもちゃたちに大喜び。構わず周りに広げだすし、我々も、いざ開いてみると、すっかり忘れていたなつかしいものたちの出現に「おーこんなものもあったねえ、これも懐かしいわあ…、これは俺んだ俺んだ!」と、すっかり片付けも忘れてあれこれ見始める始末、30分もかからず家の中は全面ゴミ箱状態。足の踏み場もない。恐れていた事態そのまんま。絵にかいたような混乱状態だ。今週金曜日には妻の韓国料理教室の第1回目が始まるところだというのに…、果たして金曜までにこの”戦場”は何とかおさまるのだろうか。

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