10日目の仕事

今日は装飾の鎖部分の描き込み。それに従い、周囲の黒い服の部分。画像ではほとんど変化がわからないだろう。鎖の部分は実際はかなりスパッと短時間で仕上げられている。ハイライトの部分などは最初に盛り上げたシルバーホワイトの出っ張りをグレーズ層を掻きとって出した部分、後から描き足した部分があるようだが、模写作業の中では、最初の盛り上げが必ずしも的確でなかったり、もたついていたりするためにきれいな効果にならず結局は、描き足しのハイライトの割合がどうしても増えてしまう。オリジナルのシャープさに及ばないのは仕方ないことか。黒の部分については、今回少し透明性と色みを考え、黒のほかに、クリムソンレーキとイタリアンピンクを入れてみる。帽子の部分でスマルトを試して思ったような効果が得られなかったので、今回は白亜を多めに混入、前の時よりはよりは悪くない。今日は、最初に知り合ったコピースト(60代くらいの男性)他、何人かが最終日ということで、作品を運び出していた。結構な大作。100号前後の大きさだろうか。明日から会えないと思うとなんだかさみしくもある。またきっと会えるだろう。やはり同じ目的で何かをしていると、全く知らなかった人たちでもなんとなくの連帯感のようなものが生まれるのは不思議なものだ。作業の後に同室のレンブラント仲間、Kay君とカフェで一杯。模写のことやらお互いの話で盛り上がった。彼はなんとピンカス教授の本を読んで絵の具練りからやっているんだという。初めての油絵だというのに。
明日はいよいよ顔の彩色に入る予定。思ったような効果が一発で出るかどうか。

写真は鎖部分。今日の作業前と作業後。そのクローズアップ。下は今日終わった人の作品。

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