8日目の仕事。

今日も美術館の始まる9時に入ろうと、急いでメトロに乗って行ったのだが、なぜか9時過ぎても美術館の入り口が開かない。すでに観光客たちの列ができている。開いたのは9時15分ほど過ぎだった。まっすぐリシュリュー翼からはいり、エスカレーターでフランス式の2階(日本式では3階》に上ったものの、なんと門が閉ざされている。たまたま門から出てきた守衛さんのような人に聞くと、10時にならないと開かないという。なんだか分からぬまま下に降りる。ピュジェの中庭のベンチに座り手帳にいたずら描きをしながら待つ。時間になって行くと、まだ空いていない。何人か顔見知りのコピーストの人達がいるので聞いてみると、たまにこういうことがあるらしい。美術館の事情で特に事前の知らせもなくこういうことがあるようで、理由はわからないらしい。さすがフランス。日本ではお目にかかれない光景だ。待っている人も慣れたもので、たぶん日本だったらいらついたりそわそわしたりする人がいるはずだが、特に誰も文句は言わない。気長に話をしながら待っている様子。結局入れたのは10時半近くになってからだった。
今日の仕事は髪の毛。もう少し暗い調子を入れていく。ここまで来ると写真ではほとんど昨日との違いがわからない程度の地味な作業。画像をのせても仕方ないかもしれないが、一応のせておく。ただしやっているほうはものすごい大変な思いをしている。さりげないように描かれていて実は再現するのにはこんなに難しいものはない。やれるもんならやってみなさい。とでもいいたくなる。もうひとつは顎のあたりの影の表現。結局一度、もっと不透明に描き入れてみることにした。そのうえでもう一度半透明にのせてみるか。なので気持ち明るめに。次回はもう一度バックに手を入れ、あとはまた顔の描き込みなど。それで一応の下層描きの完成ということになる。あと2日か3日でそこまでいければ。とにかく地味な作業は続く。

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