7日目の仕事

今日はいつもより少し早め、美術館の開く9時ちょうどに入った。まず最初にしなければいけないのはイーゼルと絵がしまわれている倉庫のわきにある電話で管理人に電話し、鍵を開けてもらうこと。来るまで待つ間、ふと窓の外を見ると、ちょうどマルリ―の中庭を見降ろすようになる。まだ誰もいない中庭…、と思ったらすでに早くもデッサンをしている人達が。熱心な人はどこにもいるものだ。昼間はたいてい学生たちが描いているのだが、土曜の早朝から描いてるのはさすがに年齢層が違うようだ。

さて、昨日カメラを忘れて撮っていなかったので、今日の朝1番の写真と終わりの写真を並べてみる。ほとんど違いがないように見えるかもしれない。一通り絵の具がのってしまったので、これからはパッと見て劇的に違いがわかるような作業ではなくなる。今日は主に顔。一度描いてはあるが、まだおおざっぱな状態。絵の具層もまだまだ薄い。最初に少し色みを出しすぎたこともあり、今日はもう少し抑え気味に進める。明部のハイライト部分はシルバーホワイトに多少のイエローオーカーと、乾燥のために若干のバーントアンバーを入れる。その部分についてはまあまあ感じは出るのだが、やはり暗い部分の半透明の盛り上がった部分がなかなか思ったようにはいかない。特に顎から首のあたりは、かなりの盛り上がりがある。この部分はまた次回に挑戦してみよう。描いてみて気付くのは、描き込みのものすごい部分とそうでない部分の表現の幅だ。影の中の手などはほとんど描きなぐったように描かれているが、顔の中の目の部分などは相当な緻密さで描かれている。
おそらく手と目を部分的に切り取ってみたらとても同じ絵の部分とは気付かないだろうほどの差だ。
全体写真ではわかりにくいので、今日は部分写真や斜光写真など、多めに載せてみようか。

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