ディテール(至近距離から見るフランス)その2

ここに来た当初は3歳になる娘をタイヤ付の買い物袋に入れて出歩いていた。しかし最近はベビーカーに昇格している。近所の日本人お母さんから譲り受けたのだ。別に娘はまだよちよち歩きという訳ではなく、日本にいるときはとっくにベビーカーは卒業していた。しかしこちらに来てからはとにかく歩く機会が増えた。車がないというのも大きな原因の一つだが、例えばパリの地下鉄を使おうとすると、やたら、階段の上り下りが多い。乗り換えをするにもかなりの距離を歩かされる場合が多く、しかもエスカレーターはあまりついていない。美術館に行けばただ見て歩くだけでもかなりの距離、市内を観光するにもパリの場合、それぞれの観光の拠点までは結構歩けてしまう距離にあるので、ただ歩くだけでも面白いことも相まって結局歩いてしまう。気付くと1日10キロ以上歩いたなんてこともある。そんなわけで当然3歳になりたてのちびがそれについて来られるはずもなく、まただからと言ってずっと抱いて歩くわけにもいかず、結局ベビーカーは必需品となったわけだ。そうやって歩いていて気付くことがある。そう、足元の歩道だ。慣れないとかなり苦労するのだが、その原因がこれ。

歩道の工事跡だ。気になり始めるといたるところに穴は空けたが蓋はしてない、このようなやりっぱなしがあることに気が付く。これはパリのはずれだろうとオペラ座の周りだろうと関係なくいたるところに目につく。とにかくこのくぼみに引っかかって大変なのだ。さらに横断歩道を渡る際の車道から歩道に上がる部分の段差もあるところはそのままベビーカーを押して行っても問題ないほど低いところ、かなり持ち上げないとのぼれないところと、その差が激しい。結構なベビーカーの操縦テクニックが要求される。実はすでにベビーカー1台を使いつぶした。今は2代目。こちらでベビーカーを買うときはとにかく丈夫なほうがよさそうだ。ちなみに韓国では、(韓国でベビーカーを使ったことはないのだが、)歩道に石のブロックを敷き詰めたタイプのものが多いのだが、その路面自体が波うっていることが多い。さらに歩道そのものの起伏が激しくそれでなのか、街で自転車に乗っている人の姿をあまり見たことがない。ここでは歩道が波うつようなことはないが、途中で仕事を辞めちゃったようなところが目につく。なんでも急いでやってしまう韓国人ととにかく仕事は休みたいフランス人。単なる歩道の様子からそんな国民性違いが見えてきてしまうような気がするのは私の偏見かな?果たして日本の道路は外国人からどのように見えるのだろう。
3歳の子を持つ親のリアリズム。

P.S.最近こちらではおなかに来る風邪がはやっているようだ。先週末には息子が吐いた。昨日の夜中には娘が。妻もちょっと怪しそう。今は私のお腹がごろごろ音を立て始めている。このさきどうなることやら。

もうひとつ。「ぶらぶら美術・博物館」の放送があったようであちこちからメールで報告をいただいている。こちらにいると全く日本の様子がわからないのでありがたいことだ。

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