貧乏人の強い味方

こちらで外食するのは結構勇気がいる。日本で言う立ち食いそば屋とかラーメン屋のように気軽に食べられる安い店があまりないのだ。ちょっとカフェで食事でもと思っても1500円くらいすぐに行ってしまう。店選びを間違えると3000円だって超えてしまう。子供2人もいる家族連れの我々にとっては、そんなとこにあたってしまったらそれはもう”致命傷”に近い。それでも何とかイケそうなのはマクドナルドかサンドイッチ屋さんで買って食べること。こっちで一般的にサンドイッチと言えば日本の食パンの柔らかいところで作ったやつではなく、かたいフランスパンのまん中を割って作られたもの。結構ボリュームがあってうまい。よく公園の脇あたりにも店が出ていたりして、買って歩きながら食べたり、ベンチで座って食べたりする。しかし最近もっと素晴らしいやつを見つけた。「ケバブ屋さん」と言えばいいのだろうか、最近日本でも渋谷あたりでちらほら見かけたことがあるが、羊肉の塊が店頭で火にあぶられてぐるぐる回っているやつ。それをナイフでそぎ落として野菜と一緒にパンにはさんで食べる。トルコあたりの料理だったかな?詳しいことは知らないが、街角のあちこちに店が出ている。これがとにかくうまい。羊以外にも鳥だの他の肉もあってそれらは串に刺さっているものを目の前の鉄板で豪快に焼いて作ってくれるのだが(男の料理といった感じ。)、何種類か食べた中でもやはりぐるぐる回っているケバブが一番うまかった。すごいボリュームでしかもフライドポテトもついて5ユーロ。だいたい550円から600円くらいといったところ。最初はためしに家族分4つ買ったがとても食べ切れなかった。3つでもかなり多いくらい(まあ、子供が小さいからでもあるが)。これは癖になりそうだ。懐にも比較的優しいし。写真は今日買ったもの。少し食べてからそうだと思って撮ったので、実際はポテトなど、もっと多い。ちょっと比較物がないので実際の大きさのイメージがわきにくいかもしれないが・・・。今日は食欲に負けてちゃんと撮れなかったが、次回余裕があればもっとおいしさが伝わる写真でも撮ってみよう。

 ちなみに明日は娘の現地幼稚園デビュー。本場のプチ パリジャン、プチ パリジェンヌ達(あ・ここはぎりぎりパリじゃなかった。プチ パリジャン、プチ パリジェンヌもどき達かな。)の間で立派に大和魂を見せつけてこられるのか。大泣きで帰るかニコニコで帰るかは今のところ五分五分といったところ。

 

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